「もったいない」は 2004年ノーベル平和賞をとった ワンガリマータイさんで有名になった言葉です。
世界的には3R(Reduce, Reuse, Recycle―減らす、再利用、リサイクル) などに訳されています。
でも、マータイさん自身も もったいない、という言葉は 訳せないからそのまま使った、と言っています。
というのは、その中に、そのものやその行為に対する愛情や慈しみが含まれているからです。
戦後とともに大量消費の波が押し寄せて、今の日本人にはなかなかこの感覚忘れがちですが、もったいない、は「いいものを大切にする心」があれば、生き続ける言葉です。
質の高いものを作ってきた日本人。長い歴史の中で本当は質の高い良いものに心がこもっていることを知っています。
続く